大阪市にて、マイナンバーカードとスマホで特別特定給付金を申込んだ体験記の続報
はじめに
前回の記事で、 特別定額給付金(新型コロナウイルス感染症緊急経済対策関連)の申請をオンラインで行った体験を書きました。 オンライン申請でメールアドレスを登録すると、申請完了時に確認のメールが届くのですが、 前回の記事は長くなりすぎてその内容に触れられなかったので、今回、あらためて記載します。 申請完了時に届いたメールにもドキドキさせられました。
メールが届くまで
前回の記事の申請手順を最後まで実施すると、 申請時に登録したメールアドレスに、申請書控えの添付されたメールが届きます。 私が申請を行った際は、申請完了からメールが届くまでほとんどタイムラグはありませんでした。
実は、申請途中、メールアドレスを入力して「次へすすむ」を押した段階で、「メール送信確認のご連絡」というタイトルで、 「今回ご利用いただく『ぴったりサービス』からの連絡はこのアドレスに送信されます。」という内容のメールが届いていました(後で気付きました)。 これを知っていれば、保存データをメール送信するときや、最後の申請ボタンをタップする前に、 「他人様のアドレスを間違って入力していないか」という心配をしなくてよかったと思います。 メールアドレスを登録する段階で、「一度システムから確認メールを送りますよ」と説明してくれていたら良かったかもしれません。
メールの中身について
ぴったりサービス マイナポータルのものらしきアドレスから届いたメール、本文については特段違和感はありませんでした。
申請先窓口と、受付番号が書いてあります。万が一申請の件で問い合わせをしたいときに、
どこに、何の件で問い合わせをしたらよいか分かるので、安心ですね。
でも、添付ファイルを見たとき、申請完了で穏やかになっていた私の心は、再びドキドキしました。 なんと、添付ファイル名が読めないのです。いわゆる「文字化け」という現象ですね。 何か私が入力を誤ったせいでこんなふうになってしまったのでは、、と不安になります。
ファイルの中身は大丈夫だろうか、ということで、確認をしていきました。
届いた添付ファイルは呪文のような名前ですが、zip形式の圧縮ファイルだということは分かります。 展開用のアプリケーションでファイルを展開しました。すると、またもや呪文のような名前のフォルダとpdfファイルが現れました。 フォルダの中には同じく呪文のような名前のファイルが3つ入っています。かろうじて、csvファイルとpdfファイル2つだろうと読み取れます。
重要なのはファイル名そのものより中身、ということで、まずはcsvファイルを開いてみました。
すると、なんと、csvファイルの中身も呪文でした。。
なんといいますか、ややわざとらしい記載になってしまいましたが、文字化けであることは理解できたので、 文字コードを修正(SJIS→UTF8)して中身を確認し直しました。申請内容がちゃんと反映されていることが分かったので一安心です。 なお、pdfファイルについては、ファイル名こそ文字化けしていますが、 中身はpdfリーダー(Adobe Acrobat Reader)で文字化けせずに読めたので、ドキドキせずに済みました。
csvと同じフォルダの中に入っていたpdfは、申請様式に自分の申請内容を記入したものでした。
そして、フォルダと同じ階層に展開されたpdfは、良い引用元が見つからなかったので画像を引用させていただきますが、 申請控えの添付ファイルのフォルダ構成を説明する資料でした。確かに、資料に記載の通りの構成で控えが届きました。 文字化けしていることを除けば。。
ちなみに、zipファイル展開アプリケーションによっては、展開時に文字コード認識して、 フォルダ名、ファイル名を読める形にしてくれることもありますので、わざわざ文字コードの修正しなくても、 正しい(というか、システムが意図したであろう)ファイル名を確認することができます。 それでもcsvをそのままExcelで開くと呪文が現れますが。。
なんだかんだで申請した内容に間違いがなさそうでしたので、あらためてほっと一息つきました。
おわりに
前回の記事にも書いた通り、 この申請が正しいものか判断し、給付を行うには、現状では自治体の方々の手作業によるところが大いにあるそうで、 非常に大変な業務をしてくださる方々に頭が下がります。
オンライン申請に関しては、現状では色々と問題点があり、多くの自治体では郵送申請を推奨しているようです。 高松市のように電子申請を中止する自治体もでてきました。
「現状の色々な問題」についてはこの記事では触れません。ただひとつだけ、 「オンライン申請は複数回できるから間違いが起きやすい。だから郵送申請を推奨する。」というような言い方のニュース見て、 「郵送でも複数回申請できますよ」と思ったことを書き残しておきます。何年後かにこの記事を見返したとき、 「郵送よりオンラインの方が、重複申請するのが難しいよなぁ」という世界になっていてほしいです。